ということで最近は知名度が上がってきています。
【ホンオフェ】【ジュンタク】【ホンタク】【ホンオチム】
という料理が有名ですが
干物としても調理して食べるようです。
本場である全羅南道の港町である木浦地域へ出向いて
食べるのがベストですが、ソウル近郊でも食べられます。
「参考資料」
店名 ホンオランミノラン 홍어랑민어랑
住所 ソウル市 鍾路区(チョンノグ) 楽園洞(ナグォンドン) 52
住所 서울시 종로구 낙원동 52 / 서울시 종로구 삼일대로28길 7
電話 02-744-8961
http://www.seoulnavi.com/food/6164/
店名 エンナル5ガ・ホンタッチッ 엣날5가홍탁집
住所 ソウル市 中区(チュング) 忠武路5街(チュンムロオーガ) 76-2
住所 서울시 중구 충무로5가 76-2
電話 02-2266-6332
http://www.seoulnavi.com/food/495/
【ホンオフェ】(洪魚膾、홍어회)とは!


ホンオ(ガンギエイ)のフェ(刺身)ということで
主にプサン、ソウルなどで食べられているのは
新鮮なホンオの皮をはいで切り身にして
身の繊維の反対方向に一口大に薄く切り
酢に30分くらい浸けたあとに水気をとり
ダイコンの千切りとキュウリ細切り、セリを入れて
唐辛子酢味噌で合えたものです。
ホンオは甘みもあり食感もコリコリシコシコしていて
うまい、特に夏のものがおいしいということです。
祝いの席などには欠かせない食べ物だそうです
脂っこいものを食べたあとにホンオフェの辛くて
さっぱりした味がたまらないという人も多いそうです。
本来のホンオフェは、ガンギエイの生の切り身か刺身を
壷などに入れて発酵を促進させたもので
韓国、全羅南道の港町である木浦地域の郷土料理です。
壷に入れたガンギエイの切り身に堆肥状のものを加えて
漬け込み、4日ほど発酵させたものだそうです。
全羅南道木浦の本場ものは凄まじいアンモニア臭がするので
涙を流しながら食べることになるようです。
口に入れた後にマッコリで流し込むのが
通の楽しみ方とされています。
【ホンオサマッ】とは!
ホンオサマッこれは発酵させたガンギエイと
茹でた豚肉、発酵キムチの三つを
サンチェで包んで一緒に食べる料理。
サマッ(三合)とはもともとが全羅南道の地方料理で
昔は豚肉が高級で手に入りにくかったので、
少しの豚肉にエイを足して食べていたそうです。
ところが今は豚肉が安くてエイが高価なため、
エイを少しに豚肉をたくさんサンチュに包んで
食べるようになったとか。
このサマッの本来の味を楽しむには
適度に発酵したガンギエイと
豚肉も茹で立てではなく冷ましたもので
キムチも十分発酵した酸っぱいものを
サンチュで巻いて食べるのだそうです。
強烈な香り(アンモニア臭)がしてかなり癖のある料理ですが、
お酒の中でもマッコリ(どぶろく)の肴としてはぴったりらしく
ホンオが発するアンモニアとタンパク質を多く含むマッコリの
食べ合わせがとってもいいからだそうです。
木浦の地元のおじさま方に人気の料理
地元の通人の解説では(簡単に訳すと)
酸っぱいほどに漬かったキムチと
茹でた豚肉, そしてホンオフェを
いっぺんに頬張って食べ、仕上げにマッコリを
一口二口添えて香を楽しみながら口中を洗う
口の中の味が三種類それぞれの癖が一団となる
油っこい豚肉と酸っぱ辛いキムチのため
初めはガンギエイの臭みがほとんど感じられないが
食べ進むうちにガンギエイ特有の香が立ち上がり全体をつつむ
この時マッコリをクックと引っかければ
マッコリの柔らかいみが引き立ちを口の中お浄化させる
それぞれの性質がよく調和して相性が完璧な食べ物だ。
【ジュンタク 】とは!
ジュンタクはガンギエイの切り身を瓶(かめ)に
詰めて、その瓶を油紙でしっかり巻いてつつみ、
牛舎の牛糞置き場の中に埋めて発酵させたもの。
牛糞の発酵熱でエイの発酵に最適な環境となる。
駅で売っている弁当なんかに入っているのは
ジュンタクの方だとか。
【ホンタク】とは!
ホンタク(洪濁)とは、
全羅南道木浦(モッポ)の郷土料理で主に刺身にして食べる。
ホンオフェ、ジュンタクの上をゆく更なるアンモニア刺激を求めて、
人糞に漬け込んだ究極版。
強烈なアンモニア臭と古便所のような臭いが特徴。
ある人は「五感の革命」と呼ぶ。
韓国全羅道の人々に言わせると
洪魚(ホンオ)は洪濁(ホンタク)にとどめを刺す。
それがいちばんおいしい食べ方だというのです。
韓国全羅南道の港町である木浦の郷土料理。
濁酒とともに食べるのでホンタクと呼ばれる。
ホンタクと豚肉、キムチを一緒に包んで食べることをサマプという。
洪魚はエイの一種のガンギエイですが、
エイとガンギエイは一般人には見分けることが難しいようです。
そして濁酒ですが、これはアルコール分の少ない米の醸造酒ですね。
究極のエイ料理「ホンタク」の正式なものとは
瓶の中に、ガンギエイの切り身、人糞
ガンギエイの切り身、人糞と段重ねに漬け込む物で
上級者向けだそうだ。
追記(12月)
【ホンオチム】とは!
ホンオ(ガンギエイ)を醗酵させ蒸したもの。
新鮮なものは匂いもなく甘く、シコシコしている
醗酵が進むほどツンとした感じが強くなり柔かくなる。
3~4日くらいおいた後、乾いたタオルでよくふいてから蒸す。
醗酵させない場合はきれいに洗ったホンオをぶつ切りにして
風通しのいい所にさらしておき、
少し乾いたら細切りにしたネギととうがらしをのせ、
蒸し器で蒸してから食べる。
エイは醗酵させればさせるほど鼻をつく強烈なにおいがして
やわらかくなる。
においがするほどおいしいとされている。
本場韓国では
【ホンオフェ】→【ジュンタク 】→【ホンタク】の順に値段が高いようで
ホンタクは、主に中級、高級レストランで取り扱われています。
アンモニアが生成するので日本では食品衛生上許可されないようです。
引用
http://www.seoulnavi.com/
https://www.seoulnavi.com/food/menu_detail.php?menu_seq=145&article_id=1010499
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