恩師/先生など、目上の方に出す場合は失礼の
ないように気を遣うものです。
今回は暑中見舞いを出す時期や目上の方(恩師/
先生/上司)に出す場合の注意点や文例を紹介します。
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暑中見舞いの時期と残暑見舞いへの移り変わり
一般的に暑中見舞いは、「立秋の前まで」となっています。
立秋はその年によって少し変わりますか、概ね8月7日か
8月8日でいいでしょう。
ですから、立秋の前日、8月6日か8月7日までに相手先に
届くようにしましょう。
出し始めはいつごろからかは、諸説がありますが
まとめると。
◇小暑(7月7日ごろ)~立秋の前日(8月6日か8月7日)まで
◇梅雨明け~立秋の前日(8月6日か8月7日)まで
◇夏の土用(立秋の直前約18日間)~立秋の前日まで
一般的には梅雨明け宣言を目安にするといいでしょう。
ただし、梅雨明けをする時期は場所によって違うので、
相手の地域に合わせるのがいいでしょう。
暑中見舞いを出す基準は、今が一番暑いなと思える時期です。
真夏の暑さかピークの時ですね。
その暑さのピークを過ぎると残暑見舞いの時期になります。
実際にはお盆を過ぎた頃から8月末の頃まででしょう。
残暑見舞いは、冒頭句の「暑中お見舞い申し上げます」の
代わりに「残暑お見舞い申し上げます」で始めれば
ほとんどそのままでもいいでしょう。
暑中見舞いの基本構成は
1.暑中お見舞い申し上げます(少し大きめに書くと見栄えがいいですね。)
2.時候の挨拶と相手を気遣う言葉。
3.自分の近況報告。
4.結びの言葉と相手を気遣う言葉。
5.日付 平成〇〇年 盛夏
以上五つの要素が基本です、2.3.4.に自分と相手の間柄に
あわせた言葉を添えて完成させて下さい。
それと、目上の方や正式な形式では縦書きが一般的です。
宛名書きも丁寧に、住所や肩書きなども省略せずに書きます。
暑中見舞い 恩師/先生宛ての文例
暑中兄舞いですが、先生へ送る手紙などは
あまり堅苦しく考えずに気さくな撲拶程度と
考えて送るといいでしょう。
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【文例の1】
暑中お見舞い申し上げます。
猛暑の日々が続きますが、○○様におかれましては
ますますご壮健のことと存じ上げます。
私ども家族もおかげさまで、無事つつがなく過ごしております。
酷暑の折、何卒ご自愛のほどお祈り申し上げます。
平成○○年 盛夏
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【文例の2】
暑中お見舞い申し上げます。
〇〇様には、ますますご壮健のこととお喜び申し上げます。
平素は公私ともにお世話になりまして、心より感謝申し上げます。
私の方はおかげさまで、元気に暮らしております。
これからもまだ暑い日が続いていくので、体調を崩さないようご自愛下さい。
平成○○年 盛夏
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【文例の3】
暑中お伺い申し上げます
暑さもだんだんと厳しさを増してまいりましたが、
〇〇先生にはお変わりなくご健勝のこととお喜び申しあげます。
私は、最近やっと職場に慣れ、慌ただしい中にも充実した日々を送っております。
先生に成長した自分をお見せできる日を夢見て頑張っております。
猛暑の折、どうかくれぐれもご自愛ください。
平成○○年 盛夏
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【文例の4】
暑中お伺い申し上げます
盛夏の候 お変わりなくお過ごしでしょうか。
早いもので○○に越してきて半年になります。
当初は不安もありましたが、新しい環境にも慣れてきて
元気にしております。
ご健勝にて夏を乗り越えられますよう、お祈り申し上げます。
平成○○年 七月
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【文例の5】残暑見舞い
残暑お伺い申し上げます
暦の上では秋ですが、厳しい残暑が続いています。
日頃は何かとお世話になりながらも御無沙汰しておりまして
申し訳ございません。
おかげさまで私たち家族一同は相変わらず元気に
暮らしております。
厳しい暑さが続きますが、皆様のご健勝とご活躍を
お祈り申しあげます。
平成〇〇年 立秋
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暑中見舞い 上司宛ての文例
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【文例の1】
暑中お見舞い申し上げます。
日差しも強くなり、夏もいよいよ本番です。
元気で過ごしていおられるでしょうか。
私の方は特に病気もせずに過ごしています。
こちらは大分暑さも和らいできたので、
いつでもいらしてください。
まだまだ気が抜けない暑さです
お互い体調に気をつけて夏を乗り越えましょう。
平成○○年 盛夏
(転勤などで離れてしまった元の上司宛て、当然
親しくしてもらっていたことなどうかがえます)
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【文例の2】
暑中お見舞い申し上げます。
梅雨も明け、猛暑に見舞われる日々が続きますが、
〇〇さんはいかがお過ごしでしょうか。
私の方は暑さに負けずと、今年も家族でキャンプに行ってきます。
暑さの厳しい折ですが、くれぐれもお身体大事に過ごして下さい。
平成○○年 盛夏
(直属の上司宛ての夏休み前の・・・)
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【文例の3】
暑中お伺い申し上げます
盛夏の候 お変わりなくお過ごしでしょうか。
いつも大変お世話になり感謝いたしております。
この度は長期休暇をいただき誠にありがとうございます。
お陰様で心身ともにリラックスでき、週明けから一層業務に励む所存でございます。
引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします。
厳しい暑さが続きますが、くれぐれもご自愛ください。
平成○○年 盛夏
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【文例の4】
暑中お見舞い申し上げます
暑さも耐えがたい毎日が続いていますが、ご健勝のことと存じております。
日頃は何かとお世話になり、また気にかけて下さいまして有難うございます。
お陰様で、夏季休暇に家族を連れて旅行に行って参りました。
妻も子供達も大変喜んでくれています。
休暇後は、ご期待に添うよう、より一層の努力を重ねていく所存です。
今後もご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
時節柄、皆様のご健勝とご活躍をお祈り申しあげます。
平成○○年 盛夏
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【文例の5】残暑見舞い
残暑お見舞い申し上げます
晩夏の候、いかがお過ごしでしょうか。
お陰様で、私ども家族一同変わりなく過ごしております。
残暑厳しき折から、ご健康にはくれぐれもご注意くださいますようお願いいたします。
平成○○年 立秋
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近年は文字を書く機会が減っていますが
思い切って書いてみるすことで普段意識していない言葉が
出てくるかもしれません。
上司や恩師などに便りを出すときは、時期を間違えると
失礼にならないか、不安になるものですね。
暑中見舞いを出すタイミングは、厳密なものではありません。
暑いようなら、少しくらい早い時期に出しても
失礼にはならないでしょう。
また自宅に暑中見舞いや残暑見舞いが届いたら
なるべくはやく返事を出すようにしましょう。
引用:http://ur0.work/JYXN・http://ur0.work/JZ8c
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